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うさぎさんを描きましょうその七。

こんばんは!ティムです。このシリーズも第七弾を迎えましたね🎊今回はお顔以外のパーツにクローズアップしていきます👀

うさちゃんの全身をかわいく描こう!

前回、前々回で立ち耳ちゃん、垂れ耳ちゃんのお顔の特徴について書いてきました。

うさぎさんの魅力はお顔だけではありません。全身に可愛いが詰まってます😍

というわけで今回はうさちゃんのお顔以外のパーツそれぞれについて書いていきます。これを読んでかわいくうさぎさんを描きましょう🐇

輪郭・シルエット

まずは全体観を。うさちゃんの基本的なシルエットはこんな感じ。

うさちゃんの基本シルエット

ぷに~っとした楕円ですね。

前から見ると、

うさぎおにぎり
うさぎおにぎり

時々このようにおにぎりになってます🍙 かわいくないですか🥰

後ろから見たらこう。

やや五角形のシルエットです。背中のトップ、両脚のトップが張り出す感じ。

ぺったんこに床に伏せた場合、肩よりも腰の位置の方が高くなります。🏔

ぺたんこに伏せると肩より腰が高い

背骨のラインが大きく湾曲することがあります。肩に対して背中が大きく隆起する感じ。
こちらは野うさぎに多く見られます。(わかりやすく誇張して描いてます⭐)

野うさぎシルエット

背中

うさちゃんの体を真上から見ると、いくつかのブロックに分かれてます。

上から

  • うなじの◇型
  • 両肩
  • おなか
  • 左右の腿
  • しっぽ

模式図をかいてみたよ。

各部のブロック図

自分一応、彫刻家なもんで⚒、このように各ブロックが結合して体ができているように把握してます。

両肩の下あたりに本当は肋骨があるのですが、意識して描くわけではなく「あるんだなぁ」くらいの気持ちで描いてます。

うさぎに限らず、哺乳類は太ももが大きいです。トカゲのように腰から足が生えているというよりは、ももが腰と一体になってるくらいの意識で描きます。これも本当は、背骨に沿って骨盤があるのですが「あるんだなぁ」くらいの意識で😅

背中のラインでもう一つ補足。肩甲骨の部分がやや凹みます。下図の、矢印の方向にキュッと押された感じ。背中のしっぽ側の丸みに対して、肩甲骨がある肩の上面は平面的になります。

肩甲骨のところがへこむ
肩甲骨のところがへこむ

さて、最も苦手意識のある脚の話になりました。適当に読んでください(笑)。

まず前脚。

うさぎの前脚

うさちゃんの前足

ペットのうさちゃんはアナウサギを飼いならしたものですが、巣穴で暮らしやすいよう、アナウサギの前脚は短めです。

うさちゃんの手首は引き締まってシャープなラインです。その先端にふわっとしたおててがついているギャップがかわいいのです🥰

指は5本。4本はおてての先の方にありますが、人間の親指にあたる指だけ手の付け根の方に、下向きについています。絵を描くときには親指を意識することはあまりないですねー。

横から見たとき、爪は上下の中央付近から生えています。下の部分には柔らかい毛があって、肉球の替わりになっています🐾(一般にうさぎさんには犬や猫のような肉球はありません)。

おててが毛でおおわれていて見にくいので、あまり解剖の知識にとらわれずにのびのび描くのがいいと思います。前にこんな図を描いて研究してたんですけど…

前足模式図

考えれば考えるほどわけわからない🤯

かわいく描きましょう。それでいいや🙋‍♂️

続いて後脚。

うさぎの後脚

うさちゃんの後ろ足

後脚は前脚よりも大きく、指は4本です。後脚の指はわかりやすいですね。

あと、普段はくっついているように見える指ですが、右図のように本気を出せばこんなに広がるんです。

うさちゃんの足の裏はこんな感じ。指が真ん中に二つ。その少し付け根側に外の二つが位置します。このポーズを描くときは足裏の描写が必須ですね!

うさちゃんの足の裏

うさぎとヒトの相同器官(前脚と後脚)

脚の話なので、相同器官のことにも触れましょう。解剖学のつまらない話ですが我慢してね😉

うさちゃんの脚が、人間でいうとどの部分なのかを表した図です。同じポーズで比べてみよう!

まずは前脚から。

相同器官 腕

うさちゃんは肩甲骨が長く、前方に肩、後方に肘があり、手首、指と続きます。人間よりも手首から先が長いので、関節が一つ多く見えます。

後脚も同様に見てみよう👀

相同器官 脚

哺乳類の脚の関節が一つ多く見えるのは、人間で言うとつま先立ちしてるから。大腿骨(ももの骨)が短く、かかとから足の指までが長いです。

なんでも、構造上その方が早く走るのに有利だからだそう。ちなみに僕は陸上やってましたが、人間でも短距離選手はつま先立ちで走ります。

うさちゃんはかかとを地面につけていることが多いですが、全力ダッシュの時はつま先立ちです💨

うさぎさんは足ダンする時、長いかかとから先全体を使って音を出します。だからあの太くコシのある音色を奏でられるのですね🎼素晴らしい❗

というわけで解剖学のお話でした。

おしり

うさぎさんって、前から見たら超かわいいじゃないですか。だけど、いくらなんでも後ろはそれほどでもないだろうと思うじゃないですか。Y字とかお耳とかマフとか、前に集中してるじゃないですか。背後はどうってことないさ。そう思って後ろを見るじゃないですか。

かわいいんです。

なんということでしょう😍これはかわいく描きたい!

最初の画像覚えてますか?

おおむね五角形のシルエットでしたね。背中、両脚、両かかとが作る五角形を丸めたシルエット。

もっとも、これは一般論で、たまに5角形ではなくまん丸なうさちゃんもいます。

水滴💧の形をしたしっぽがついてます。しっぽから背中に沿って、プライムラインと呼ばれる筋が走ります。

下の方に長い毛が被さります。そこに冬毛が残っているうさちゃんもいます。

しっぽ

続いてしっぽです。うさちゃんのしっぽは短くて、たいてい先を上に向けてます。

しっぽの毛先は複雑に交差してふわふわになっています😍

↓このように下に向けているときもあります。

この時のしっぽは意外に薄く扁平な形。しっぽの位置から背中にかけて、左右に割れるように三角形の溝ができます。うさちゃんのしっぽ格納庫!

しっぽを下げたときは毛並みの先が広がって、もみの木のようになります。

色は下向きの面(腹側)が白く、上向きの面(背側)は体と同じ色になることが多いです。

首マフ

最後にマフの話📌

うさちゃんには首の周りに脂肪のふくらみができます。女の子にできるのが一般的。たまに去勢した男の子にも小さいのができたり、マフがない女の子もいます。

首マフ

上の絵の中で説明しちゃいましたが、マフと上唇に挟まれるようにして、口が奥に引っ込みます。

なので、丸く顔の輪郭を描いてからへの字口を描くよりも、への字が顔の輪郭に接している方がリアルになります。

マフのバリエーションはこんな感じ。

レッキスの首マフと二つ穴の首マフ

左上の、レッキスのようにややたるんだ感じのマフも尊い🧚‍♂️

右下の図で、のどの付け根のところに窪み穴が二つ見える子がいます。うさぎはみんなそうみたいですが、特にレッキスや、垂れ耳うさぎさんの場合よく目立つことが多いです。

マフが大きいと上半身の多くを占めるので、それも肋骨をあまり意識しないでいいと考える理由です(無視するわけじゃないよ。あるんだなぁ。。。)

まとめ

以上、うさぎさんのかわいいポイントの描き方を説明してきました。長っが!

この連載まだ続くと思います。ほかにも書きたいことがたくさん!模様の話をしてないし、ポーズの話もしてないし、ミニレッキス推しなのでレッキスちゃんの描き方で一回設けたい!

とにかく、今日はここまでです。うさぎさんを描きましょう!ばいばい👋

この記事シリーズまとめです。
第一回形の単純化、比例
第二回動勢
第三回立体感、面取り、マッス
第四回毛並みの質感
第五回立ち耳うさぎさんの顔
第六回垂れ耳うさぎさんの顔
第七回体の各部の描写
第八回レッキス(飼いうさぎの一種)の描き方
第九回長毛種の描き方
第十回陰影のつけ方
第十一回模様の分類や描き方
第十二回ポーズと換毛による変化
第十三回瞳の描き方
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