こんばんは。花粉がつらいティムです。🌲
今夜はデッサン詳細のシリーズ第三弾を書きます。いよいよ大詰めのところですね!
中盤の続き
中途半端ですが、前回の最後の画像から20分後に撮影📷したのが↓
一番変わったのは下の影や背景を描き始めたことです。うまく主被写体(うさぎ本体)になじむように明るさを調整して描き始めました。元写真の後ろに写っているものは全部省略。
記録では、ここでこの日の作業を終えています。思ったより早く完成しそうです。
翌日見て思いました。
これ、もうデッサンとしては完成してるわ。🎀
あとは、毛並みとか背景とかの、ちょっとした味付けをやれば十分、と。
デッサン終盤の仕上げ
で、部分アクセント的に黒く塗ったり、背景をぼかしたりしたのが下図。
尻尾の先とか、首の後ろとかに鉛筆が入ってますね。
写真の関係で逆に白っぽくなってます。絵の撮影難しいです。特に鉛筆は光るので。
いつか撮影機材の話もします。
さらにもうちょっと進んだ図。
なんとなくですが、顔の向いている方向が明るい色している方が、まとめやすい気がしてます。
他に地面からの反射光とか、白飛びの修正とか、目とかを描きます。
一般に、鉛筆をぼかすとガラスや金属らしい質感になり、毛並みや肌はぼかさない方がそれらしく見えます。下からの照り返し光もぼかした方がそれっぽく見えます。
なので、瞳、反射光、背景は積極的にぼかしに行きます!
背景って、形の説明をしないでよい分、鉛筆のタッチで遊べるところもあります。今回はきれいにぼかした感じです。
ほんとに最後の方は、遠くに絵を置いたり鏡越しに見て、全体の印象チェックです!
元写真の再現性よりも、絵としてこの場が持ってるかどうか、みたいな視点で描いてます。
デッサンも木彫も、制作時間と完成度の関係が下図のようなので、最後の方は、ぱっと見ほとんど変わらないんです。最後の方はまさに「詰め」になりますし、これ以上やっても変わらないか、変わっても横移動であって上に進まない、と判断した時、完成を決意します。
この後、ひげと署名を入れて完成!🎉
改めて、完成画像はこちら!
ちなみに元写真こちら。
並べてみると結構違うもんです。細かい模様とか、描いているうちに今どこ描いているか迷子になる。
以上、僕のデッサンの描き方を詳しく三回に分けて書いてみました!
まだちょっと寒い日が続きますね。風邪などひかないようお気を付けくださいね。🧣
それではみなさん、また次回の投稿でお会いしましょう!
このシリーズは全三回です。
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