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杉の木彫りうさぎ、シェンナ(仮)を作っています。その三。

ティムです。制作中のシェンナ(仮)、うさぎさんらしくなってきました。

前回のおさらいはこちら。

荒彫りというか、全身のパーツ配分とか面取りとかが終わったところでしたね。これからは各パーツの作り込みをやっていきます。

足の先を太く残していたので、少しずつ細くしていきます。まずは高さを下げていきます。

粘土の試作のように、横から見ると脚のラインよりもしっぽの方が上にあります。

一度に目的の深さまで彫れないので何回かに分けて足先を作っていくのです😃

足のように細い部分は割れないように注意する必要があります。この木材の場合は特に、左足に木の芯が通っています。

木は芯を中心に放射状にひび割れます。のみでガンガン刺激を与えるとひび割れが拡がっちゃうんで、優しく彫ります💖

並行して頭の方も作ります。

ほっぺの部分が出っ張るように、目を含めて眉上まで段差を彫ります。

胴体の部分はやすりを使って一旦整えてみました。

胴体もまだまだ彫るんですが、ここで彫りたい形を作っておくとそのあとが進めやすくなるんですよね。

胴体は胸ブロック、腹ブロック、腰ブロックの3部構成。それぞれどんな形をしていて、どのようにつながってるかを考えます。彫刻は一点ものなので、手際は悪くてもこうして悩みながら作っていくんです。

↓ここまでくるとかなりうさぎさんらしいシルエットに🐇

引き続き足先を細くしながら、股の部分を彫りこんでいきます。しっぽができてきました。

ここまでが過去の作業経過です。

今日は足先や腰~腹ブロックにかけて、もう一段形を引き締めました。

下半身の作業では、左の太ももにある節が曲者(茶色い丸に見える部分)です。堅くて彫りにくい上、彫るにつれて細かく崩れていくので加工が難しいです。

一通り今日の作業を終えて、粘土の試作君と一緒に一周撮影📷

全体を遠目に見た感じはすっかりうさぎさんの姿です。制作のためやむなく足で踏みつけたりしますが、そろそろ心が痛みます😢

生まれたら大切にかわいがるので、もうちょっと我慢してね。

というわけで今日のメイキングはここまでです。まだしばらくは形の引き締め、的な作業が続きそうです。写真で見てもほとんど変わり映えしない時間が続きます。次は目鼻がついて、細部までうさぎさんらしくなったら更新でしょうか。

というわけで次回更新をお楽しみにお待ちください。それではまたお会いしましょう。ばいばーい👋

↓この記事の続き

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