いつにも増してうさぎさんと触れ合いたいティムですこんばんは。今日も絵の制作過程。新たに二点紹介します✨
前回記事の後半にご紹介したうさぎさん。四枚中二枚の制作過程を先行してご紹介しました。
今日はもう一点のカラー絵と、鉛筆デッサンのご紹介です。
淡い色でベビうさちゃんをデッサンしました
モデルさんが赤ちゃんだったころの貴重なお写真でオーダーいただきました。技法はお任せでしたので、いろいろ考えて、鉛筆デッサンにしました❗
描き出しの状態がこちらになります。
少し耳が大きくなりすぎたので、描き出しから中盤にかけ、少しずつ小さくしてます。
次に模様をサッと描いてみました。
ここで、いつものデッサンと少し趣向を変えます。
今までよりもずっと淡い色で描こう、と。
というのも、淡く優しい色遣い(鉛筆も、「色」です!)で描いた方が赤ちゃんうさぎの可愛く繊細な感じが出るかな、と思ったんです。
主に使ったのはB、H、3H、5Hの鉛筆。今回、2B以上の濃い鉛筆は使ってません。
濃くなり過ぎないように注意して描き進めた中盤がこちら↓
表情や顔の向きは最後まで悩むことになりました…。
下はいよいよ終盤。
白うさぎさんを描くなら、背景の色を暗くして、うさちゃんの方が白く引き立つように描くのが定番。
今回は淡く描くという意図のもと、あえてそのセオリーを外しました。うまくいってるかな…?
というわけで、完成画像がこちらです✨
原画を直接見ないとわからないくらい、微妙に背景も薄く塗ってるんですよ。この辺は、絵のオーナー様だけのお楽しみ要素です🥰
お花畑でうさんぽのカラー絵
飼い主様のご要望で実現した絵です。飼い主様のお話では…
一度ハーネスをつけて外にうさんぽに出かけたのですが、うさちゃんが怖がってしまって、以後行けなくなってしまいました。
今回はその思い出のうさんぽの時のお写真をもとに、お花畑にいるようなアレンジで描いてくれませんか、とご相談いただいたのです。
僕が一貫して取り組んでいるテーマは、うさぎさんを愛する人の心まで描くこと。たとえ記録が残ってなくても、飼い主様の心の中に確かにあるものを絵にすること。
ですので快くお引き受けさせていただきました。初の試みなのでラフ画を描き、ご納得いただいた上で本制作に入りました。
いつものように輪郭を描いた後、背景をこのようにしました。
紙を水でたっぷり濡らし、絵の具を思いっきりぼかしました。空と草花をイメージした色で画面を彩ります!
もう少し進んだ状態がこちら↓
うさちゃんの模様のベース塗りと、背景にピンクを差しました。このスタイル楽しい😃
お耳やお鼻の先のピンクも忘れません。カラフルで楽しい絵になりそう!
色鉛筆の線描きを始めました。これで形が引き締まってきます。瞳に命が宿ったよ✨
ハーネスの方も、かわいい模様を描き込んでいきます。画面の構成上、リーシュは省略。ホワイト絵の具でおひげや毛並みを描いて、背景もちょこっと手直しして、完成です🎉
わが子を送り出すような気持ちで四枚の作品を発送。無事に届き、喜びの声を頂戴し、やっと安心です😊
同じモデルさんから、いろんな絵を描きましたね。振り返ってまとめてどうぞ!
楽しい制作でした。ミニ原画のお客様、引き続き募集中です。それでは今日の記事はここまでです。またお会いしましょうねー👋
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