水彩画 PR

うさぎさんを描きました。

こんにちは。ティムです。本日お誕生日を迎えた素敵なうさぎさんの肖像画を描きました。

切り株クッションの上でお座りする立ち耳うさぎさん

ご依頼を頂くにあたっていくつかお写真を頂いたのですが、その中でひときわ心惹かれる一枚がありました。今回はそのお写真を元に描いていきます。

全体の配置をこのようにザっと決めます。確か一度下寄りに入っちゃって上にずらす修正をした後の画像です。

この構図の元になったお写真。表情が最高でした。もうこのまま描けば良いって感じで。

切り株の円形は手前に大きくなるようにゆがませています。スマホカメラは広角レンズ、つまり遠近法が出やすいのです。

それを修正せずに描くことでダイナミックな距離感を演出します。

切り株クッションの色を下塗り。木材の芯材(赤みが強い部分)と辺材(白っぽい部分)の違いを色で描き分けます。とりあえずイエローオーカー(黄土色)とバーミリオン(朱色)で作ったオレンジを。

背景も下塗りです。今回、グレーっぽい青にしました。このままでは画面全体が地味過ぎます。主役のうさちゃんや切り株クッションで鮮やかな色を使ってメリハリを効かす予定です。

うさぎさんの体の方にも黄色っぽい下地の色を配置しました。

本体の毛色でサクッと陰影をつけました。この二色陰影の感じもこれはこれでいいですね💕

一目惚れしちゃった表情を丁寧に描き進めます。

瞳の色に赤系の固有色と、青系の反射光の色をぼかして混ぜ合わせてます。

全体像はこんな感じ↓

お目目をさらに強くして、全体的にも筆を入れて進めます。

この辺で切り株クッションの方も進めましょう。さっきのメリハリの話のように、色を鮮やかにしていきたいです。鉛筆の下描きが見えなくなるくらいにしないといけないですね。

絵の具はクリムソンレーキ(えんじ色)も使いはじめました。赤みが深くなっていきます。

毛並みの陰影も複雑に描き込んでいきます。立体感を失わないように注意して…。

毛並みの陰が一段濃くなったので、陰がきつい印象になってしまいました。これを和らげるため、瞳の色をさらに濃くしてバランスを取ります。

この辺で終盤です。少し背景が寂しいので、やっぱり背景色をもうちょっと濃くしましょう。青みをプラスしました。切り株クッションの木のヒビ割れなども軽く描きます。

そしてこちらが完成画像。うさぎさんを描きました!

モデルさん、二歳のお誕生日です。おめでとうございます!

お客様は、今日のために素敵な額縁を用意してくださいました。作者としても嬉しいです😃

以上、新作のメイキングでした。皆様からのオーダー、引き続き心よりお待ちしております。大切なわが子の肖像を、丁寧にお描きします。

それでは今日はここまでです。次回の記事でお会いしましょう。最後までありがとうございました✨

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