こんばんは!9月になりましたね。今日は先日完成した4号カラー絵画の制作過程です🎨
4月に描き始めたこちらの水彩画ですが、8月末にようやく完成しました!(サムネは別作品です。こちらはまだ制作中…)
前回は輪郭描いたところまででしたね。輪郭がしっかり入ってくれたので、なんだかうまくいきそうです(*^_^*)
背景はピンクを入れてみました。ほのぼのしたいな🙂
この子の毛色は白とグレーと淡いイエローのミックスなんですが、その黄色にぴったりの色がありました💡
ステッドラー カラト アクェレル 水彩色鉛筆 (単色:ピーチ)1箱6本入り (125-43)優しい感じの色で気に入ってます。
要所要所に色や陰を置いて形を描写したら、それを手掛かりに毛並みを描き加えていきます。
新たにピンク色を加えました。お鼻や、耳の中など。
僕はうさちゃんのピンク色部分を塗るとき、この絵の背景のような真っピンクではなく、少しくすんだ感じの色を選びます。その方が動物らしい自然な色になります。
やっぱりうさぎ画家ですから、色鉛筆のカラーはグレー系、茶系を何種類も持ってます。次に多いのがピンク系なんです。人物画にも使うので。
さて続いて…⏩
毛並みが増えてきましたね。明るい部分にタッチが入っていなかったので、このままでは形がすっぽ抜けて見えてしまいます。と言っても描きすぎると形が崩れて見えるので、ハイライト部分の毛並みは弱めに繊細に…。
今回、唯一悩んだのが首マフの色。
画面左側の色が暗いですが、これは陰ではなくこのうさちゃんの毛色なんです。ちょうど半分で色が切り替わってるの。
だけど知らない人が見たら陰に見えるだろうな、と。なのでちゃんと毛色の違いに見えるように、頑張ったのですがうまく伝わってるかな…。
完成が近づいてきました。背景が物足りなかったので、上の方を黄色くしたり、赤を混ぜたり紫を混ぜたり。実は隠し味に青緑もごく薄くかけてます💚
うさちゃん本体の方は、遠景部分に背景色を重ねて距離感を出します。
ここまでできたら、いったん水彩絵の具のホワイトを重ねてみました。白く光る毛を描くのと、塗り過ぎた色の修正です。いつものように面相筆で細ーく描きます。そう、息止めすぎて苦しくなるあの作業!
この後細部の詰めをやって、さらに仕上げのホワイトでおひげや白い毛の部分を描き足しました。
そしてついに、完成です🎊うさぎさんを描きました🐰
サイン入れて、完成サイズに紙をカットです(この作業すごく緊張する)。
作品情報はこんな感じ📌
タイトル「優しい子」
2020年8月 ホワイトワトソン紙に水彩色鉛筆・水彩絵の具
F4号(333mm×242mm)
こちらの作品、販売いたします。お問い合わせは以下のフォームかTwitterで!
それでは次の記事で。またねー👋
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