同じ絵を違う鉛筆で描いてみたよ

ティムのデッサン道具

こんばんは!ティムがうさぎさんの鉛筆デッサンに使う道具をご紹介します🐇

 

 

こちらの記事、約一年前に書いたものですが内容を大きく加筆、写真も追加してリニューアルしました✨参考にしてみてね!

 

この記事では、僕がうさぎさんのデッサンをするときの道具をまとめました。特別なものは何も使っていません。文房具店には無いかもしれませんが、画材屋ならどこでも売ってます🎨

デッサン道具
デッサン道具

 

鉛筆

これがなくては始まりませんね!僕は三菱のハイユニを使っています。

鉛筆はどのメーカーでも硬度が異なるものを何段階かラインナップしてるので、複数使い分けるのが普通です。

僕は描こうとしてるうさぎさんに合わせて7H~8Bくらいまでを使い分けます。

 

まずはどのメーカーの鉛筆を使うか、自分に合ったものを探しましょう。

僕も昔悩んでこだわりました。有名どころは全部試しましたよ❗

各社デッサン鉛筆の比較
各社デッサン鉛筆の比較

 

上段左から、

  • 三菱鉛筆 Hi-Uni
  • STAEDTLER マルス ルモグラフ
  • FABER-CASTELL カステル9000番
  • CARAN D’ACHE  テクノグラフ
  • LYRA レンブラントアートデザイン
  • CARAN D’ACHE  グラフウッド
  • TALENS ヴァンゴッホ

全部Bの鉛筆ですが、製品ごとに濃さが全く異なります。LYRAは反射で少し光り気味ですが、それでも色が薄いです。

全体的に海外メーカーは色が薄めみたいですね。ほかの硬度同士で比べるとまた違うかもしれません。

昔はカステル9000はベタ塗用、テクノグラフは線描用って使い分けてました。

 

で、美大生御用達の鉛筆は三菱派とステッドラー派が二大勢力になってます。そこでちょっと比べてみました。

 

三菱ハイユニ VS ステッドラールモグラフ

硬度Bを使って同じ絵を描き比べてみました。

三菱ハイユニBとステッドラーBの比較
三菱ハイユニBとステッドラーBの比較

 

やっぱり使い慣れた鉛筆の方が良く描けてるよね💦

それはともかく、最もはっきりしていたのは硬さと色の濃さ。ステッドラーのBはハイユニのHくらいに感じました。

上の絵でも絵柄の違いよりも、硬さの違いで紙の目がつぶれているかどうかの違いの方が顕著ですね。

つまり、描き心地とか好みの問題での差異はあっても、絵の質的な違いにはならない、という、まあ予想通りの結果に😉

 

ステッドラーといえば世界的な製図用品メーカーです。プロ用コンパスとか。

デザイナーのデッサンって硬い鉛筆でかっちり描くんですよね。その辺もあって鉛筆も硬めに調整してるのかな。

で、僕はというとハイユニ派なんです。

これをブログで公開して、ステッドラー派の青備えの集団に追われたりしないよね⁉

 

僕がハイユニを使う理由。

何より濃さが安定しているから。いきなりゴロっと黒い塊が出ることがありません。鉛筆の走りも滑らかでスイスイ描けます。かといって滑って空振りする感じではなく、手ごたえある描き心地。

絵を描くときは何時間も鉛筆を酷使するので、鉛筆の描き心地が自分に合ってないとつらいです😣

あとコスパね。鉛筆はどんどん減るので買いやすいのがいいですね。受験時代はBと2Bだけ減りの早さが異常でした。今、クロッキー用として使っている10Bもめっちゃ減ります💦

そんなわけで総合ポイントで僕はハイユニです。みんなも色々試すと面白いですよ😃

広告貼っておきます。全硬度セットもあるみたい。やるぞ!って感じで揃えちゃうのもありですね。

三菱鉛筆 鉛筆 ハイユニ アートセット 22本入 HUAS

あ、ちょっと雑学。三菱鉛筆は旧財閥の三菱グループとは関係がないんですって。同じロゴなのにね。

 

消しゴム・練りゴム

ごくごく普通のプラスチック消しゴムと、練りゴムを使います。

プラスチック消しゴムは描き始めしか使いません。具体的には、間違った線をいつまでも残しとくと形が見にくいのでしっかり消したいとき。

 

メインで使うのは練りゴムです。

練りゴム
練りゴム
練りゴム No.3 波型 B01-0182

 

白で抜くように描くためには練り消しゴム必須です。毛並みとか、ひげとか。

練りゴムは平らにつぶしてポンポン画面をたたく感じで明暗を調整するのにも使います。平筆みたいな形にして画面をなでることも。

あと、練りゴムは何か作って遊びたくなr

 

写真右が事務用紙に描いていたころに使っていたホルベインの練りゴム。左がミニ原画販売を始めたときに使い始めた伊研の練りゴム。

ホルベインのやつは柔らかいです。毛並みが描きやすくて長いこと愛用していました。伊研のは硬くて、毛並み感を出しにくかったんです。美大時代に木炭で描いていたころは消す力がパワフルなのでよく使っていたのですが…。

ところがデッサン原画販売の企画でケント紙を使うことになったとき、こっちの方が使いやすかったんです。合わないと思った画材も取っておくといいことがあるかもしれませんね❗

 

練りゴムを使ってうさぎさんの毛並みを描き起こしていく過程をこの記事で公開してます。ご参考に!

 

ぼかし道具

鉛筆の線描をぼかすために、擦筆やティッシュを使います。

擦筆
擦筆

 

写真に写っているのは擦筆(さっぴつ)という道具です。紙でできていて、絵の表面をこするとぼかせます。汚れたら鉛筆みたいに削ります。

擦筆はこすった部分だけ強力にボケるので部分的に使ってます。逆に言うと均一にぼかすのが難しいです。

広い面をぼかすのはティッシュがいいですね。背景に使います。

あと、自分の指も使います。これも部分的に使いますが擦筆より微妙な調節を効かせやすいのです👍

 

各種のぼかし効果の比較です。

鉛筆のぼかし道具と効果の違い
鉛筆のぼかし道具と効果の違い


左から、

  • 鉛筆だけで描いた場合
  • 鉛筆で描いた上を擦筆でぼかした場合
  • 鉛筆で汚れた擦筆を使い、白紙をこすった場合
  • 鉛筆で描いた上をティッシュでぼかした場合
  • 鉛筆で描いた上を指でこすった場合

擦筆のぼけがきれいに出ているの、おわかりでしょうか?

真ん中のように擦筆だけを使って描くこともあるので、僕は汚れた部分をあえてそのまま残しています。
その他、綿棒を使う人もいるようです。コットン製擦筆の代用になると思います💡

 

補助軸

本来は、短くなってきた鉛筆を無駄なく使いきるための道具です。

補助軸
補助軸

 

僕は思い切り鉛筆を長く延長して、広い面を描くのを楽にするために使います。角運動量がナンチャラ…🤔

絵描きは鉛筆やペンの振り過ぎで腱鞘炎になります。職業病ですね。僕は予防のためこのようにして使います。

 

もう一つ便利なのは、鉛筆を持ち運ぶときにキャップのように反対向きに取り付けて芯を守れること💝

 

僕がうさぎ作家になってからずっと使っているのがエプソンスーパーファイン紙(A4)の裏です。ミニ原画ではケント紙も使います。

エプソンスーパーファイン紙とケント紙
エプソンスーパーファイン紙とケント紙

 

スーパーファイン紙の裏は手ごろで使い勝手がいいです。高級な紙に描くのは緊張するので(笑)気が楽です。

表は鉛筆を乗せたら消せなくなり、触れると簡単に伸びるため使えません。ちょっと色が黄色くなりますが、裏は普通に描けて、鉛筆の食いつきもいい気がします👍

この紙はある程度厚みがあって丈夫なところも気に入っています。消すときにクシャっとなりませんし、表面がけば立ったりして傷むこともないです。

 

一方ケント紙は細密画では定番の紙です。一般的な画用紙は表面が凸凹した加工が入ってますよね?ケント紙は表面がツルツルしているので細密画向きです。

デッサンミニ原画の商品化を企画した時、なるべく価格を抑えるために絵を小さくする必要がありました。そのまま小さくするとタッチが荒い僕のデッサンでは絵の細部がつぶれてしまいます。そこで細密画に適したケント紙を起用しました🏳

紙を拡大して比べてみましょう。

エプソンスーパーファイン紙とケント紙比較
エプソンスーパーファイン紙とケント紙比較

 

どちらも画用紙よりツルツルなのですがさらに拡大すると…

エプソンスーパーファイン紙とケント紙拡大
エプソンスーパーファイン紙とケント紙拡大

 

ケント紙の方が繊維が寝ていますね。SF紙には小さな穴が開いています。

ところがこれも一概に良しあしが言えないのです。SF紙はこの小さな穴に黒鉛が良く食いつきます。一方ケント紙は黒鉛の定着力が弱く、触ると伸びちゃうんです。一長一短ですね。

 

仕上げ

フィキサチーフという色止め剤を使います。スプレータイプ。鉛筆画はこれを使わないと色が落ちちゃいます。

フィキサチーフ
フィキサチーフ
ホルベイン 画用液 スプレーフィキサチフストロング O603 300ml 005603

 

まとめ

だいたい以上です。使いやすさとかコストのバランスで今に至る感じです。

デッサン道具は鉛筆が一番楽です。ほかには水彩色鉛筆とフォトショを少々。もし機会があればその時にご紹介します!

それではまたー👋

 

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