こんばんは!今回の制作過程最終回。デッサン中盤から仕上げです!
うさぎデッサン中盤~
前回まではここまで進みました。
作者の感覚では、まだまだやることがたくさんある感じだったのですがこうして画像で見るとあまり変化がありませんでした🙁
デッサンって、最初の30分はめまぐるしく変化するのですが、最後の1~2時間はパッと見で変化がないんです。それでも10分くらい描くたびにスキャンしながら進めました。今回はそんな大詰めにかけてをご紹介します。
2Bの鉛筆で毛並みを描いたり、形を整理して立体感を出したり、いろいろやりました。
うさちゃん本体を仕上げつつ、元写真にあったお花を控えめに描きます。
うさちゃんが隠れないようにお花の位置を少しずらしてます。
長毛🐰さんは毛の根本や毛束の隙間のところに強い陰ができるので、メリハリ付けて細部を描きます。
同時に、ハイライトの部分を硬い鉛筆で丁寧に描きます。今回は3Hを使いました。
例えば耳の後ろの毛のハイライト部分。ここにもしっかり鉛筆を入れてます。
↓描く前
↓描いた後
3Hは浮いたハイライトに薄く塗って落ち着かせるためにも使いました。練りゴムを細く使って毛並みを描くと、白く抜き過ぎちゃうことがあるんです。
さて、ここからは抽象的な話が多くなるのでいったん完成画像お見せして、コメントしていく形にします。
うさぎさんを描きました🐰
特に何とかしたかったのが、立体感が弱かったこと。右耳からほっぺに落ちる影が自然か、とか、鼻先と胸の距離感が出てるか、とか、ボディの丸みとか。。。
どうにかここまでもっていきましたが、もっと立体的にしたかったです。デッサンは難しいですね。
光の演出の話になりますが、逆光で輝く毛の感じは大切に描きました。コントラストを上げれば(黒い部分をもっと黒くすれば)さらにドラマチックになったかもしれません。
ただ今回はお花と一緒のうさちゃんの絵、という優しい雰囲気も加味して、コントラストは弱めです。
この辺の話になると基礎訓練のデッサンというよりも絵作りの話ですね。
総じて終盤は、光の演出と立体感の主張のせめぎあいで迷った作品でした。絵って正解がひとつじゃないから悩みます🤔
試行錯誤して完成した作品です。それでは、描き始めから完成まで、GIF化したアニメをご紹介です。
最初の方はスキャンずれが目立ちますがご容赦ください💦
ではでは、三回にわたってご紹介したシリーズ完結です。ここまでご覧くださりありがとうございました🍀
ご家庭やお店に木彫りのうさぎさんをお迎えしませんか?
彫刻・絵画・イラスト(アナログ/デジタル)等多数制作しています。
うさぎの作品なら、経験・実績豊富なうさぎ専門作家におまかせください!