こんにちは。今日はごはんの話と絵の話です。
突然ですが、僕は食べ物をあまり混ぜずに食べるのが好きです。
納豆が大好きなのですが、ふつう納豆はよく混ぜるといいって言いますよね。でも僕はたれとからしを入れて5回くらい混ぜたらご飯にかけちゃいます。
なぜかというと、こうするとたれとからしの濃いところと薄いところや、豆だけの味わいがある場所ができて味の変化が楽しいからです😃
紅茶をストレートで淹れて、半分飲んだところで一杯分の砂糖を入れたら甘さ二倍じゃん!と思いついて、自分天才か!なんて思ったこともあります🤣
でもこの混ぜない食べ方、意外と理にかなってるかもしれません。
どこかで聞いたのですが、人間は味付けを濃くしてもやがてそれに慣れてしまい、調味料をかける量がだんだん増えていってしまうそうです。それでカロリーや塩分の摂りすぎになってしまうそう。
一つの料理の中で味の濃淡をかけて、味覚にゆさぶりをかけていれば特定の味に慣れにくくなるのではないか、と思うわけです(本当?)
それはともかく、味の濃淡の変化を楽しむっていいものですよ?
ん? 濃淡??? 濃淡……!
この頃、自分が絵を描くとき背景の色に変化や抑揚をつけて描くことが多くなりました。
考えてみれば絵にもそういう嗜好性が出てきたように思います。
先日お迎えしてもらったこちらの絵もそうですね。
絵の具を均一に混ぜてしまうのではなくて、濃いところと薄いところの変化を残して仕上げます。
なんならパレットの上で絵の具を混ぜる時も、あえてよく混ぜないまま画面に塗っちゃうことがあります。この描き方は油絵画家など美術系の画家に多いですね。そうすると、筆で塗ったとき色に微妙な変化ができて絵に深みが出るからなのです。
特定の色や明るさに目が慣れないように、異なる色や明るさをぶつけて緩急をつけることで、色や明るさの印象がいつまでも新鮮なままでいられるんです。
コントラストですね。このテクニック自体は大昔からあるのですが、味覚のことと合わせて考えるとより深く納得できる気がします。
と、いうわけで「混ぜない」やり方でしばらく描くことになると思います。今日はショート記事でした。ではではまたお会いしましょう✨
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