毎日暑いですね本日は森のうさぎさんシリーズ水彩画のメイキングをお届けします。
先代うさぎさん、今のうさぎさん、ハムスターさんのスリーショット
今回はうさぎさんのツーショットでご依頼いただきました。別々のお写真を合成するオーダーです。
資料の中にハムスターさんがいて、気になったのでお客様のSNSやYouTubeを拝見した所、ハムスターさんも飼っていらしたので友情出演でお描きすることに。
下の画像のようなラフを提示しました。

倒木をバックに、二人が仲良く寄り添っている様子。倒木からは若木が生えていて、木のうろの部分にハムスターさんが隠れている。手前には白い花を
この案でOKいただき、本番制作開始です!
※このラフの時点では描いていませんが、のちにもう一工夫しています。

まずうさぎさんを。

背景も描き進めます。

下描き完了

色を置いていきます。どこから描いてもいいのですが、今回は遠景から。若木の周囲が温かく光っているような感じを出します。
右上の青緑が彩度濃すぎですが、後々何とかします。

地面の下塗り。将来のハイライト部分ですね。

倒木の方も、一番明るい部分を塗ってみます。今まで森うさで描く木は緑系の茶色が多かったのですが、今回は赤系の茶色で、樹皮に網目状の亀裂を入れて、松に似た質感にして描いてみます。
これで、赤青黄が織りなす賑やかな画面を作ろう!という意図です。

うさぎさんの陰影を描きます。左手にいるうさちゃんは白うさぎなのですが、下半身全体をどっと陰色で塗りました。その陰色を後ろの倒木にもかける感じで。これにはある狙いがあります。

後ろの倒木ですが一層目は赤茶色の薄塗りだけだったので、陰色に苔のような緑を足して色を複雑にします。

うさぎさんたちの目と模様の下塗り。

ハムちゃんにもおめめを。

一段階濃い色をグッと乗せて画面を引き締めていきます。遠景にも細かい葉っぱを描いていきます。

倒木がペラペラだったので、赤みを差したり、色を濃くしつつ、立体感を描きます。

足元の草を描いていきます。
ラフで描かなかった追加要素として、画面左側に落ちる影があります。この影をうさちゃんと倒木、草むらにかけてのエリアに落とすことで、逆に光が当たっている部分が引き立つんです。
一番見せたいところ以外の存在感をさりげなく消す、一種のテクニックです。

うさぎさんの細かい陰影や模様を。あと、手前のお花も描き進めていきます。

もう一段濃くしてコントラストを上げます。水彩やってて、これをやると絵が化けるのが面白いです
遠景の脇役たちもどんどん参戦していきます。

終盤の最後の微調整。例えば上の画像の花に、微かに赤や黄色を薄めて塗っています。
目的は色を塗るというよりも、真っ白じゃなくすため。水彩では紙の白は冷たく感じるんです。ほんとに白いところは一か所でいいんです。ここでは右のうさぎさんの額ですね。
あれこれ悩んで細かい調整をして、仕上げのおひげを描いて、完成です

左上の若木、中央のうさぎさんの接点、右下の花。斜め構図の視線誘導が好き
そうそう、花にかかるとまずいので今回はサインを左下に。
森うさシリーズの作品には額縁が付きます。今回はナチュラル色のご要望でした

以上メイキングでした。「一番見やすいところに飾る」なんて言ってくれましたほんとにありがとうございます!!
森うさも10点以上の販売実績があります。皆様もぜひぜひご検討してみてくださいね。
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それではみなさん、また次回お会いしましょう今日もありがとうございました。
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