家出たくないので自分で前髪切って盛大に失敗しました😭お元気ですか?今日は木彫の序盤工程をお届け🍀
先日ご紹介した杉の木から生まれる長毛うさぎさん。この回の続きです。
材を用意して3面図を描いたら、いよいよ切り出していきます❗
木彫家の最初の仕事はのこぎり仕事です。大荒彫りは直線でスパーーーっと切っていきます。
正面から見たときに縦に入っている切り込み部分。
そこを外すように、まずは縦に一直線。
のこぎりで切ったときの杉材の印象は、柔らかいし切りやすい。さすが、メジャーな建築材です🏠
上面を落としたことで、だいぶ形が見やすくなりました。サイズ感がわかってきた💡
でね、この時切り落としてしまった部分に上面の見取り図がありました。あとで参考にするためにも、保存しておきます。
端材を切る前の状態に合わせてみて、当初の予定を振り返ってみたり。この方法使える!
そんなこともやりつつ、のこぎり仕事が一回終わるたびに次に何をするかじっくり考えます。
後戻りできないから、あわてず慎重に考えます🐢
体の左側面を、脚を残して切ろう。耳より後ろは低くなるので、そこもカットしましょう。
彫りたい形を色々な角度から見て、カットする線を決めます。
あと、切るときに材が安定するよう、順番も考えながらやってます。
で、結果がこちら🕒
別角度からも👀
まだまだ、ただの角材に見えますね💦
さて次に何をしよう?
額の上面を斜めにカットして、頭の基準面を作ることと、上から見たときの腰の曲がりを作ろうかな。
こんな感じになりました💡
長毛うさぎさんならではの、頭の前方に伸びる飾り毛も検討したのですが、この時点でやらないことが確定しました。毛は後ろに流します。
別角度。
できれば側面図と正面図は切らずに残しておきたかった。でもそう言ってると進まないので…。
当たり前といえばそうなんですが、木彫って最初のうちは形がどんどん変わっていきます。終盤になるにつれて彫る量が少なくなってくるので見た目があまり変わらなくなります。
なので、いったんここまで進んだところで記事にしてみました。次はのこぎり仕事が終わるころにもう一回レポートしようと思います💪
さて、今日は短いけどここまで。プリンちゃん、無事に生まれてくれますように…!またねっ🙋♂️
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