こんばんは。骨折したことはないけど、「今思えばあれは折れてたんじゃないか💦」っていう経験はあるティムです。今日はうさぎデッサンの制作過程について書いていきます!前回こんなデッサンをしました。✏
その時は毛並みのモフモフ感を強めにして描きました。言うなれば10モフです。
美術界では、まず4モフをクリアしてからでないと5モフ以上に挑戦できないとされています🍛。
いや、ゆっても4モフってだいぶモフいですよ?
さてその反動で、今回は立体感を強調して描いてみようかなと思います❗
デッサンにも色々な種類があって、彫刻家(と、美大受験の彫刻科)のデッサンってそれらしい特徴があります。今回は、今の自分の画風も大切にしつつ、彫刻っぽいデッサンをやります!
まず描き始め。
絵というよりも、各パーツの印をつけた図みたいですね。まずはここからなんです🏳
耳が大きすぎます。大きいっていうか、横幅が広い。
修正しつつ描き進めたのがこっち。
今度は頭が小さくなっちゃいました。何枚描いても、なかなか一発で決まりません。
続いて、
これでだいぶ整ってきました。僅かに首を傾げた感じ、めっちゃかわいくないですか?
さて☕
ここから一気に荒いタッチでザクザクと形を描きます。面取りです。細かいことより、大きなかたまりで形をとらえます。何せ彫刻風デッサンですから。
前の写真の15分後がこれです。ガラッと変わったでしょ?
彫刻家のデッサンって、形の切り変わり目(稜線といいます)を思いっきり黒くして紙の上で立体を作るように描く人が多いです。何せ彫刻風デッサンですから。
いつもより柔らかい鉛筆で、攻めの姿勢でいきました!
モデルは牛柄のうさちゃんですが、今回は毛の模様は控えめに描きます。
それよりも立体感優先です。何せちょ
続いてこちらの状態です。
この段階が一番雰囲気出てる。指で紙を擦ることを多用してたんで、手が真っ黒になりました。
模様を全く描かないのもおかしいので、鼻先の黒を描きます。この子のチャームポイント(*^^*)
ここら辺で絵としてはほとんど完成。最後の詰めの写真がこちら。
並べてみないと違いが判らないくらい微妙ですね。胸が明るすぎるので落ち着かせたりしてます。
彫刻家ってデッサンする時あんまり背景描かないんです。まぁ…、でしょうね。
とにかく、この後おひげとか描いて完成です!汚れた手で紙に触れた部分に色が移ってるので消してきれいに✨。これも大事な仕上げです。
王道デッサンをやったつもりです!言い訳無用の本気絵なので少し恥ずかしい😆。
デッサンする時の立体感のつかみかたについては うさぎさんを描きましょうその三。 の記事も参考にしてくださいね。
と、いうわけで今日のデッサンでした。明日あたり次の木彫りうさぎさんのために木材を買おうかな。
それではみなさん、おやすみなさーい👋
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