何を忘れたか忘れるティムですこんばんは!今日は先日ご紹介した画用紙で絵が完成したので制作過程など書きます🎨
ラングトンの水彩紙をはじめて使いました。買ったときの記事はこちら↓
色々なうさちゃんを描いてきたのですが、まだヒマラヤンを描いてませんでした。赤い瞳がチャームポイントなので、せっかくだからモノクロのデッサンではなくカラーの絵にしようと思い立ち、描くことに✨使用画材はステッドラーの水彩色鉛筆です。
というわけで構想をまとめます。
一番の主題は目なので、それが一番映える構図に。うさぎさんの横顔、つまり目の正面のアップで決まりました💡
クロッキー帳に下絵を描きました。こんな感じ。
ヒマラヤンのうさぎさんって、二通りの意味がありますね。
- 品種名「ヒマラヤン」のうさぎ
- 品種名「ネザーランドドワーフ」で、カラー名が「ヒマラヤン」のうさぎ
どう違うんですか、と聞かれると僕もわかりません😅
ただ何となく、品種名ヒマラヤンのうさちゃんの方が、顔や体のラインがほっそりしてシャープな子が多い気がします。
今回の絵は、ヒマラヤン種のうさちゃんをモデルに描いています。
さあ、本番の紙に描いてみましょう❗
いつものデッサンがA4事務用紙なので、立派な画用紙に描くのは緊張します😳
やっぱ画用紙は、重厚な描き味がします。筆圧のかけ甲斐がある、というか。
色鉛筆で毛並みに沿って、黒いところのタッチを入れます。白い毛の部分は筆を使い、薄い色で立体感を描き起こします。
背景は薄いオレンジにしました。別の紙の上で色鉛筆を水に溶かし、こっちの紙に筆で描く感じです。
気になるラングトン紙の特徴は…
① ホワイトワトソン紙と比べると、絵の具の吸い込みが早く、絵の具を強く弾かない。
なので色を載せ過ぎたところをティッシュで吸い取っても完全に消せない。
その代わり絵の具が素早く画面に定着してくれるので、後で色を重ねても前の色が拭き取られちゃうことがない。一筆入魂感が出る。
② 紙の色が青白すぎず、黄色すぎるわけでもない。蛍光灯の昼白色みたいな自然な色合い。
③ まずまず強度がある。水多めの筆で重ねてこすってもけば立たない。
④ ホワイトワトソンよりも、にじみの表現が得意そう。
などなど。
こう言うとホワイトワトソンがだめみたいですが、あの際立つ白さと紙の丈夫さはめっちゃすごいです!その辺は使い分けですね❗
さて話を戻します🕒。最初は薄く薄く描いてましたが、徐々に黒いところを濃くしていきます。
鼻先と耳、前足が黒。ヒマラヤンらしい色合いになってきました。
目のベースとして薄く赤で塗ります。耳の中も。
瞳の描き始めの写真が残ってました。
キャッチライトの予定場所を白く残しておいて、反射も意識しながら色を重ねます。
うさぎさんの赤目、瞳孔は深紅で、周囲は彩度浅めの赤ですね。そこを大切に描きます。
少しずつタッチを重ねていき…、全体像がここまで来ました🏳
先日買ったサーモン色と薄水色の色鉛筆を隠し味的に使って、毛のハイライトを描きます。
グレーを何色も持ってるので、毛並みを丁寧に描きました。
ここからさらに鮮やかにしていきます。背景や瞳の描き込み。耳の中が陰なので色を落ち着かせる、などなど。
そしてついに、完成です✨✨✨
実はひとつドジっちゃいまして。
完成させて写真も撮って、Twitterに完成画像をアップしたあと、あることに気づきました。
おひげを描いてなーーーーーーーい!!!!😱😱😱😱😱😱
ツイート削除して、ひげを描き加えて、写真も撮り直し。
デッサンもそうなんですが、ひげは最後に描くのでいつも忘れそうになります。やってしまいました😛
ちなみに厳密にはヒマラヤンのひげは純白なので、そこも難しいところ。不透明色で描くと浮いた感じになるし。
ほかのうさぎ作家さん、みんなどうしてるんだろ。
こんな感じでいろいろ悩みつつ、完成に至りました。
こちらの作品、販売いたします。ご関心ある方はお問い合わせフォームか、TwitterのDMでお問い合わせください。
さて、ぴょこちゃんに続き、水彩絵も完成。くしふせちゃんに集中です!これからも頑張ります!それではみなさん、また次回。またねー👋
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