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素人デザイナー・ティムの奮闘記 #3 SNSアイコン・価格表編

みなさんこんにちは。連載第三回。アイコンと価格表のデザインをしてみました。

僕は画家ですが、作家活動をしようとするとデザインの仕事はどうしても付きまといます。今回取り上げる価格表はまさにそれ。

嫌なら外注するか、利益を大きく減らしてでも画商さんなどに間に入ってもらうか。

ただ自分でやることによって少しずつスキルが身に付き、本来の創作活動にもプラスになっていると思います。作家活動する方は本記事の連載をぜひ参考にしてみてくださいね!

では本編スタートです!

SNSアイコン

X(旧Twitter)やInstagram、それぞれのアイコンと、プロフィールリンク作成ツールのlitlinkで使用するアイコンをリニューアルします。

現行デザインを踏襲。その理由は…

リニューアルといっても、今回は形の変更をほとんどしませんでした。

旧アイコン
新アイコン

木の色は茶系のアースカラーと相性がいいですね。これがあったので、ロゴをデザインするときピンク系に違和感があったのです。

自分の作品画像をアイコンにする、というのは、作家としてはありふれたことです。ただ、僕は目的が違います。

うさぎさんの飼い主様のアカウントは飼っている子の画像をアイコンにすることが多いです。僕は木彫りのうさぎですが、そもそも作家活動する前から運営しているXは木彫りうさぎを本当のうさぎさんに見立てたペットアカウントが始まりでした。

Twitter初投稿

ぷいちゃんアイコンでSNSに投稿すると、まるでぷいちゃんがしゃべっているように見えてかわいいです🥰ファンの皆様の間で、既にこのアイコンがすっかり定着していました。

これは次回の名刺編にも通じる話ですが、僕にとっては「営利活動以前にうさぎさんが好きである」ということが創作上の根幹思想です。だからペットアカウントに相応しい旧アイコンのデザインを踏襲するんです。

Photoshopは強力

ぷいちゃんの画像をメインに、フォトショで缶バッジ風の加工を施しています。レイヤーをダブルクリックしてレイヤースタイルの画面を開き、「ベベルとエンボス」で設定すると、こんな缶バッジ風の浮き出し加工が簡単に作れます。

素材画像は同じファイル。背景色をブランドカラーに変え、その他微調整しただけです。

微調整したのは、主にぷいちゃんの顔の位置やベベルのパラメータです。缶バッジ風の光沢部分が顔にかからないようにしました。

今回のリニューアルを機に元画像の背景切り抜きをやり直しています。フォトショの切り抜き機能、めっちゃ進化してました!

オブジェクト選択ツールが便利

価格表

こちらが変更直前の価格表

価格表10.0

大枠はこのままで色だけ変えるのですが、後から付け加えた要素がごちゃごちゃしているので整理します。

デザイン要素を整理

去年の四月から似顔絵ミニについて一般のお客様への販売をやめました。なので、ミニ専用のサイズ(L版や2L版、色紙サイズ)は大きく見せる必要がなくなったと思い、省略。

旧価格表にはラインナップされていないA4以上の鉛筆デッサンを定番化したかったので、売れ行きが良くないインク絵を外しました。

あとこれは改定前からそうなのですが、絵の号数に対してmm表記のサイズは重要度が下がる情報なので少し小さめに書くと見やすいです。

僕は作品のサイズ展開や扱う素材が多く、額縁送料の込み/別など複雑なラインナップを展開しているので縦横の表形式にしています。

お問い合わせが来たときシリーズ名がわかりにくいこともあり、サムネイルをつけている点も工夫ポイントです。

配色

続いて全体の配色をブランドカラーとその同系色にまとめ、それ以外の色は使わないようにしました。デザインでは色数が少ないほうが扱いやすいです。またグラデーションは色や明るさが近い色でかける方がうまくいきます。今回の例では四辺を縁取る線の色を明るさを変えた同系色に変更。

(ここ数年、少し色相差が大きいグラデーションが流行っているみたいです。非デザイナーにはハードルが高いので避けるのが無難だと思います。)

価格表の地の色は大理石調だったのですが、ブラウンとの相性からウォールナット系の木目にしました。

その上にブログと同じ白画用紙風の背景を重ねました。

こんなふうにダーク色の地もすごくかっこよかったのですが

第三の色、ベース色がホワイトなので。却下となりました。

完成した価格表がこちらです!

価格表10.2

スマホの画面では細かくて見にくいことが難点。ブログでは拡大できるように画像を添付するなど工夫しています。

ほぼパワポだけで頑張りました

この価格表はMicrosoft PowerPointで作っています。埋め込み画像やロゴ画像、ロゴタイプの文字(画像データ扱い)以外、すべてパワポです。理由は今後の編集が楽だから。

新商品上市や価格改定など、表としての編集しやすさを優先した結果です。罫線をずらしたり、セルを塗りつぶしたりといった直感的な操作がフォトショだと難しいんですよね。

歴代価格表

ティムのデザインスキルがゆっくり進化していく過程です。

5年も水彩画の値段が上がってないけど、販売数は伸びてるので🤣

以上、連載第三回、ご参考になりましたか?次回は最終回。名刺・ショップカード編です。どうぞご期待ください!

では本日も、最後までありがとうございました。また次回の記事でお会いしましょう。ばいばい👋

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