こんばんは!今日は連載中のうさぎデッサン制作過程詳細編です。
デッサン序盤から中盤の入りにかけて
前回ここまで進みました。
彫刻だとざっくりの荒彫りという感じでしょうか。
ここからもう少し細かい形を描いたり、トーンの幅を広げてみたりして、絵の方向性を決めるところまでが今日ご紹介する部分です。
途中の写真がなくてスキャン画像ですが、上の状態から進めた絵がこちら。
足元をもう少し黒くして、前脚の間の陰を描いたりしてます。
前回お話した、脇腹へ潜り込むかたち、体の丸みの面を、これまでより濃いめに。
鼻先とか、濃い色をさらに濃く。おめめをいったん塗りつぶしてみました。らしくなってきました💡
そこからちょっと進んだころのデジカメ画像が下の図。お耳の形を描いてますね。
そろそろ、背景を入れてみます。全体を塗りつぶして、逆光で光っている輪郭線を白抜きした状態が下の画像。
下はそこからもうちょい手を入れたデジカメ画像。瞳孔を描きました。
他にも、お耳の形や額の長い毛を丁寧に描いています。額の毛の白いところを残して、隙間から見えている黒いお耳を描くイメージです。
あと、ほっぺの長い毛と体との境目を作っていきます。
たしか、瞳孔を描く前まではずっと4Bの鉛筆を使っていて、その後特に黒いところにちょっとずつ8Bを差したような記憶が…。
とにかくこれで、出したい色の範囲というか、絵の材料というか、そういうのが出そろった感じ。
そこで…
毛並みを描きつつ、形を引き締めたり明暗を整えたりの作業を始めます。ここからは、メインで2Bを選びました。あとで特に明るいところを描くのにH系の鉛筆を使うまで、当面2Bで描けそうだな、と。
胸の正面のところにあった横向きの黒い帯状の陰が変で、気になっていたのですがようやく消しました。
毛だけでなく面や形の切り変わり目(稜線)を意識してるので、だんだん立体的になってきます👍
そうそう、前脚の付け根の部分の位置を徐々に上に切り上げてます。後ろ足の位置も上に移動。
まだこの段階であればプロポーションの修正も間に合います。一か所を直したらそれにつられてあちこち直さないとバランス崩れちゃいます😣
以上が今日までの作業👍 いったんここまででGIF化してみたよ。
せっかくだから面白いGIFにしたくて、ちょっと描いたらすぐにスキャンしてます。結構気が散るんですよこれ(笑)絵の参考になってくれると嬉しいです✨
さて、まだこのシリーズ続けていきます。次は中盤戦ですね!それでは、次回またお会いしましょう。ばいばーい🙋♂️
次回はこちら↓
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