水彩画 PR

色紙にうさぎさんを描きました。ツーショット。

たぶんブルべなんですが夏か冬か全くわからないティムですこんばんは。今日は最新作の色紙絵のメイキングを公開します。

ロップちゃんと立ち耳ちゃんのツーショット

普段は一緒にいられない男の子同士をツーショット合成で、とオーダーいただきました。

仲良く自然に寄り添っているように、とのことでした。写真をたくさん頂いてラフを描いてみました。

寄り添う、というより、向き合う、に近い構図ですが、仲良く自然な感じを重視してこのようにしました。

色紙は正方形に近いので、画面に収めたときにバランスよく見える配置も意識しています。

2ぴょんの体重の情報もいただきました。体重から長さを計算するだけでなく、今までの経験で「○○kgのうさちゃんの大きさはこのくらい」という情報も組み合わせ、サイズを決めました。

今回のケースでは右の立ち耳ちゃんが1kg、左のロップちゃんが2.4kg。ロップちゃんの方が3割くらい長いかな📐

上のラフでは、左にいるロップイヤーのうさちゃんが大きくカットされたように見え、窮屈に感じます。本番では全体的に右にずらしてバランスを取りましょう。

構図が決まり、本番の色紙に描きます。まず第一筆は?

赤丸の中の斜めの線。これは、2ぴょんが触れ合う接点。この絵で一番大事な線です。

慎重に決めたいので、少し遠くから見て、接点の位置を修正しました。

ここで決めた接点を基準に、他の部分を描いていきました。

これで、ほぼ輪郭が決まりました。少し修正しましたが、この後背景を塗ります。

背景色は淡いグリーンに。右の立ち耳ちゃんが青みグレー、左のロップちゃんはオレンジがキーカラーの三毛ブロークン模様。これらが映える色として、グリーンを選択しました。

真ん中が明るくなるようにグラデーションを作りました。

次はうさちゃん達本体。ベースとなる陰影をつけます。

立ち耳ちゃんは青みグレーですが、ロップちゃんは赤味グレーの陰色を使いました。

それぞれの体色をもう一段階濃く塗ってみます。

模様を描くと一気にモデルさんの個性に近づきますね。描きやすくなってきました🎨

ちょっと脱線して一休み。冒頭のお話ですが、自分のパーソナルカラーほんとわかんないです🤔

赤くなるばかりで日焼けしないし、肌や静脈は青っぽいのですが、瞳や髪は赤茶色が目立ちます。私服はアースカラーばっかり。たまにするアクセサリーはシルバーがしっくりきます。

結局どれに当てはまるんだろう?

僕は男性なので、診断のやり方が当てはまらないのかもしれません。「普段のリップの色は?」って質問されて、「😐❓」ってなります(笑)

それはさておき、メイキングの続きですね⏭

ブロークン模様を描き進めます。ロップちゃん、三毛っぽいカラーの三色目、濃い色のところがあるので、オレンジのベース色に重ねて描きます。

右の立ち耳ちゃんも、キーとなる強い陰をまず置いて、形を描き起こしに行きます。

色を重ねて濃くしながら、そろそろ毛並みの質感も意識したタッチが入ります。

ロップちゃん、少し大きいのでお兄ちゃんでしょうか。弟くんをなめなめしてあげているように、舌を描き加えました。微笑ましい🥰

オレンジの彩度を上げました。クッキリ鮮やかにしてメリハリ付けます。これで背景に対して主役が立ってきましたね。

立ち耳ちゃんはグレーうさちゃんによくみられる特徴で、部分的に濃い色の毛が混ざっています。その質感を執念で描き込みます!

もう終盤です。さらに細かいタッチや微調整を重ね、最後におひげや名前を描いて、完成です✨

特に、ロップちゃんの耳はこげ茶色の絵の具を筆にカサカサにつけてこする「ドライブラシ技法」で描きました。原画を見ると細かい色の違いが際立ちます✨

仕上げのホワイト絵の具は不透明で、微かに盛り上がっているので原画ならではの味わいになってます♪

今回もとても喜んでくださって、大変うれしいです😃

以上、メイキングでした。原画制作、募集中です✨気になった方はリンク先を見てみて↓

それでは今日はここまで。また次回記事でお会いしましょう、お会いしましょう✨

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