作家活動

僕がアートだと思うもの

誰も思いつかなかった斬新なことをやるのがアート?僕は違うかも、と思ってるんです。

こんばんは。ブログメインで見てくれてる方はあけましておめでとうございます🎍

今日はエッセイ的な記事を書いてみます。

冒頭の質問ですが、あなたはどう思いますか?

アートって、やっぱり既存の常識を打ち破って新しい表現を見つけ出した人こそが天才、ってイメージあると思います。

僕は逆に、だれでも思いつきそうなこと、だれでも普通にやってることを徹底的に突き詰めた、その向こう側にあるものだと思ってるんです。

新しさ、斬新さは、そういう普通のことを極めて改良していく過程で、結果的に生まれたもの。そう思っています。

絵画なんてまさにそれ。人類初の絵画作品はきっと、まだ人類が猿から分かれたかどうかぐらいの昔に、木の棒で地面に描いたやつだと思うんですよ。もちろん現存してない。それくらい、だれでもずっと前からやってるごく普通のありふれたものだったはず。

ところがある時、そんなだれでもやってることに熱中してどんどん極めていった人が現れて、いつしか、だれにもできない領域にいっちゃった。それがアートなんじゃないかと。

歌や踊りもそうだろうし、文学もきっとそう。

歌ったり踊ったりお話を作ったり、それ自体は誰でもやってる普通のことだけど、それを思いっきりやり込むと、ついに芸術のレベルになっちゃう!

「総合芸術」なんて呼ばれる茶道もそのはず。誤解を恐れず言えば、茶道って初めからそんなたいそうなものではなかったと思うんですよ。

だってお客さん呼んでお茶出してるだけですよ!?

「だけ」?

心から相手をもてなしたいという主人の気持ち、それに応えたいお客さんの気持ちから、失礼がなく美しい所作が考え込まれ、茶室のインテリアや道具も考え抜かれ、いつしか、これはもう芸術じゃない?となったのかな、と想像してるんです。

アートからはちょっと離れるけど、「天才」といわれる人の考え方って、意外と常識的で普通です。

たとえばアインシュタイン。

速さを求める公式、小学校で習いましたよね。「き」の下に「は」と「じ」を書くやつ。

「光の速さは秒速30万キロで変わんない。なら、光の速さで飛んだら、変わるのは時間や長さの方だ!」

あの人、何かおかしいこと言いました?言われてみれば普通のことを言ってません?

ごめん、僕は学者じゃないから正しく理解してないかも(笑)誤解あったらすいません。。。

とはいえこのように、天才って意外と常識人なのかも?と思うことが結構あるんです。

ところで、こんにち芸術と呼ばれるジャンルでも最初はずいぶん馬鹿にされたみたいです。

一点ものの油絵よりも、複製ができる版画は格下扱いされてきた歴史があります。五七五の俳句は、五七五七七まで続く短歌より下の扱いでした。

ですが、さっき言ったみたいにありふれた普通のことでもやり込んでいくとアートになるから、今や版画も俳句も立派なアートなんです。

なら逆に。今アート扱いされてないものでも、アートと言っていいんじゃないかな、と思ってるものが世の中にたくさんあります。

現代美術の勉強をしたとき、インタラクティブアートというのを習いました。これは、鑑賞する人がただ作品を見るだけではなくて、作品を動かしたりコメントしたり、作品の一部として参加できる、現代美術のジャンルです。

ドラクエとかFFとか、ゲームのビッグタイトルって、映画みたいに総力をあげて作るんですよね。で、感動のストーリーもあって。プロの作曲家を起用したり。もちろん、ゲームだからプレーヤーが実際にプレイして成り立つものです。

てことは、ゲームってインタラクティブアートじゃない?若い頃の僕はそう思ったのでした。

漫画もそう。かつて漫画と言えばお遊びで、「漫画ばかり読んでないで勉強しなさい!」と大人から言われるものでした。「若者は読書しない」とも。その読書には、芸術たる文学が念頭に置かれていました。

今や漫画もストーリーやキャラクターデザイン、作画などが作り込まれ、もはやアートに入ってると思います。

漫画って、脚本監督カメラ衣装小道具照明、全員の演技、果ては時代考証とか、全部やるんですよ!これアートですよね。

僕が今漫画を描いてSNSに投稿してもバズりません。漫画がもはや、一般人にはできないレベルに達してるからです。

タップダンスはどう?足を鳴らすくらい誰でもやることだけど、やり込んだ人がすごすぎて誰も真似できない!

エクストリームスポーツと言われるパルクールも。美しいですよ!

レゴブロックの作家さんすごいですよね!?

だから、いまアートじゃないことでも突き詰めたらアートになるかも。すでに世界のどこかに、まだアートじゃないジャンルの第一人者になるアーティストがいるかもしれませんね。丸めたティッシュをくずかごに投げる天才とか!

天は二物を与えずといいます。ですが僕は、神様も間違って、みんなに2~3物くらいは与えちゃってる気がするんですよ。

だから、そんな持ち味や才能を組み合わせてそれぞれの人が極めていけたら。それをみんながやって得意なことを伸ばしていけば。世の中ちょっと面白くなりそうじゃないですか?

僕はそんなことを考えています。アートって権威じゃなくて、やり込みの結果として起こる面白いこと。そう思うと、皆さんも何かができるかもしれない!と前向きになれるのではないでしょうか?

さあ、これを読んだら、ティッシュをくずかごに投げてみよう!できれば今までよりも少し、芸術点高めに意識して(笑)

新年の変なご挨拶でした。ブログ続きます。またねーー👋

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