涼しくなってきましたね!いかがお過ごしですか?今日は木彫りの双子うさぎの制作過程をお届けします✉
前回の記事はこちら。
あれから三週間以上が過ぎて、これくらいまで進みました。右がくしちゃん(仮)、左がふせちゃん(仮)です😃
強度的な問題で彫り残してる耳を除くと、だいたいどんな雰囲気になるか決まってきた感じです。デッサンでいうとこれくらいの進み具合かな?
くしちゃんの方は頭の輪郭が浮き彫りになってきて、後ろ足の場所がなんとなく決まってきました🙂
上の写真がくしちゃんの胸の正面になるのですが、胸のふわっとしたところの一段奥に前足がある感じをまずは作りました。
ふせちゃんは、両前足から胸の下のくぼみを彫りました。二本の腕が分かれましたね!もうちょっと全体的に体の横幅が狭くなります。特に顔とおしり。
くしちゃん、写真ではわかりにくいのですが左手前のしっぽから右奥の肩にかけて、ぎゅーーん!と大きな動勢が出てきました。形が見やすくなったなーって思います。
続いて後ろから見たところ。
ふせちゃんのうさけつをもっと丸くかわいくしていきたいです❗
ここから見るとくしちゃんの形がまだまだ決まってないところも。手前に前足、奥に後ろ足が見えます。頭は反対側。難しいポーズです、ほんと。鉛筆で描いた丸印が目に見えますね(*^^*)
今度は右向きの角度から。
こっちから見るとくしちゃんの方が進んで見えますね!ふせちゃん、肘が奥になるように切り込みを入れました。腕の上にマフが被さる感じに。
ここまでの制作で方向性が決まったので、のみでカンカン彫って形を詰めていきます🔨
今のところ、ふせちゃんの毛並みを少し長くして逆立った感じにしたいなーって思ってます。後頭部とか。毛色の模様も描こうかな。
くしちゃんはポーズが変化に富んでいるので毛並みや色はシンプルに。逆にふせちゃんは動きがシンプルなので毛並みや色で変化をつけたい。そんな風に考え中です💭
彫ってて思ったんですがやっぱり檜は彫りやすいですね!楠は堅いんだなーと改めて思いました。楠は木の目が斜めに互い違いに走っていて、どうやって彫っても逆目(彫り跡がきれいに仕上がらない)になってしまうことがあります。檜はそういうことがないので助かります。
さて、今日はここまでです。涼しくなってきたので外での制作もやりやすくなってきました。芸術の秋到来⁉
というわけでまた次回お会いしましょうね。またねー🙋♂️
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