水彩画 PR

ワントーンでうさぎさんを描きました。

みなさんこんばんは!最新作のメイキング。ブルートーンのうさぎさんです✨

万年筆インク絵風透明水彩画 第二弾

前作のワントーン絵画と同じお客様からリピートオーダー頂きました✨

前作のモデルさんの彼氏うさぎさんですって🐰

前作と対になるように飾りたい、とおっしゃっていましたので、紙の縦横使いを統一。額縁も統一感あるパターンなどいくつかご提案しました。

前作ではややアップで描いたので、並べたときに小さく見えないよう、こちらも大きめに描くことを意識しました。

最初の一塗り 色選びのポイント

前作と対照的に、青を基調としたトーンでのオーダーでした。

調色は少し迷いましたが、やや緑寄りの青を作りました。赤寄りのロイヤルブルーよりも落ち着いた色調です。左下に絵の具の塊を投下するなど、大胆なコントラストを構築します。

ワントーンって、いいですよね。

実は僕、子供のころ学校のノートを鉛筆一色で書くことにこだわってました。色使わなくても見やすいノートは作れる!って。中学の美術の時間、教科書の名画の模写をしましょうの時間で、クラスで唯一、雪舟の秋冬山水図(モノクロの水墨画です)を選んだのも僕でした。一色にはさまざまな色の可能性が秘められているんです。

上の写真は、背景色をわずかに整えたところ。背中と背景の境目を作っています。

なお今回も前作同様、オックスゴールで絵の具の伸びを良くしています。

中盤の塗り 制作意図、立体感とモデルさんの個性の追求

瞳を塗ると、にわかに生き生きしてきました。最初の陰影を入れます。

体の方は細かく描く必要がないと思っていました。パッと見ておめめに視線が集中するような導線。これが本作の狙いです。

上の画像。陰影の描き足しをしつつ、この子の個性である換毛模様を捉えていきます。

モデルさんはグレーのアグーチカラーのうさぎさん。黒にも見える毛が混ざりつつ、複雑な毛色が素敵ですよね。

続いて…、

顎下の陰を深めます。立体感が出てきました。

なお陰の中に明るい部分を残しておくと単調にならず、色でなく光が描けます。

ここで色調調整↓

モデルさんはおめめの周りが白いので、それ以外をごく薄塗りで塗りました。

毛並みの質感を丁寧に

さてここから細かい毛並みをモフモフ描いていきます。輪郭線を引き締めてかたちを浮かび上がらせます。

上の画像が終盤。うさちゃんにさらなる描き込み。お耳の中も丁寧に。耳下の影もきれいな調子にしたい。

牧草も描いていきます。白背景に、あえてシルエットのように描くことで、逆光が漏れているように見えてきます。

完成!

そのほか、細かい色調調整やおひげを描いて、完成です!うさぎさんを描きました。

中央下の部分は紙の白をそのまま残しています。本来であればうさぎさんの影が落ちる部分ですがあえてそう塗っていません。

理由はうまく言えないけど、全体的なバランスを見て、ここが濃いのは変かな?と思って。

おひげは極細筆で描く一方、部分的に白絵の具を重ねてハイライトを描いています。

額装するとこのようになります。そして…、

お客様から頂いた、二枚揃った画像。作者である僕にも見ることができなかった光景です。お客様に送っていただきました!

赤と青の対比、うさちゃんが向かい合うような構図、色違いの額縁まですべて構想通りに仕上がりました!ルビーとサファイアのようなコントラストです。

こちらのワントーン絵画、好評いただいております。一般の方にもお描きしますので、是非お問い合わせください。

前作はルビーアイドホワイトのロップちゃん、今作はグレーの立ち耳うさぎさん。皆さんは何色のうさちゃんがお好きですか?お問い合わせ、お待ちしております✨

以上、本日のメイキングでした。今日も最後までありがとうございました!

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