こんばんは。ティムです。
先日腰を痛めてずっとできなかったのですが、
やっと、
今日から新作の木彫を作り始めました!わーー👏
ということで早速レポートしていきます!
構想・材の調達まで
今回は楠を彫っていきます。楠材は彫刻用としてよく使われる素材です。今から1500年くらい昔。飛鳥時代の仏像にもよく使われていたんですよ。
楠はみなさんご存知の、樟脳の原料です。なのでまさにあの匂いがします。着物のにおい。
横たわってるうさちゃんを彫りたいなあと思っていたので、それに適した木材を買い付けます。
大きさは18×30×12(cm)くらいです。
今時点で決まってるかわいいポイントは、
- 大きな肉垂れ(首マフ)がついた女の子
- 首マフに口元がうずまってる
- 前足の交差!(←重要。)
- 足を伸ばしたうさけつがセクシー(←極めて重要。)
などなど。
木取り・デッサン
材を手に入れたら、木取り決めます。どっちを表にするとかそういうことですね。上向きの面が表になるように取りました。オーソドックスなやり方。ここは素直にそうします。
ここまで決まったら、どんな形を彫るか素材に直接形を描きこみます!三面描くのがいいですが、まずは正面(上面)から。
荒彫り
のこぎりで要らない部分を落とします。結構体力使います。
スパーっと、直線で落とします。薄い板材ならともかく、こういう厚い材を手動で切る場合、曲線を切ろうとか考えない方がいいです。
とにかく、まっすぐ。垂直方向と水平方向の二次元で。
画像を見てください。
切り始めは楽なんです。そのうち、このようにのこぎりの刀身(?)がすっぽり入ってくると、両サイドから刃が挟まれて一気に手応えが重くなります。
この時曲がって切っていたら。そう、さらに強く圧迫されてのこぎりがまったく動かなくなってしまうのです!
なお、広背筋という筋肉を鍛えることにより、ある程度は筋肉で解決します💪
直線でスパーっが終わったころに日が暮れたので今日はここまで。
いったん持ち帰って、別角度のデッサンや荒彫りの方向性を考えることに。
また制作が進んだら、どんどんここに更新していきます!
ではでは、またティムのブログでお会いしましょう👋
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彫刻・絵画・イラスト(アナログ/デジタル)等多数制作しています。
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