本格オーダーアクリルのメイキング後編をお届けします。

前回記事のおさらい↓

せっかく翼を描き始めましたが気に入らなくてやり直してしまいました。ここから持ち直して完成するまでの道のりを振り返ってみましょう!

翼の描きなおしから中盤の制作過程

翼を描きなおすにあたり、デッサンからやり直してます。上の真ん中の画像です。あとこの時点で、背景をもう少し描いてみたいという構想が生まれました。

お見積りのご相談を受けて何枚かスケッチしますが、オーダーが確定した後も詰めのデッサンをやることが多いです。完成までの間に、だいたい一作につきにつき5~6枚描きます。

イメージが固まってきたのでキャンバスに描いていきたいと思います。

まずは薄く、翼の位置と形を描いてみます。画面全体の雰囲気を壊さないように描いていきます。今回で言うと、特に淡いベージュのトーンですね。

実はずっと気になっていた問題がありました。真ん中の立ち耳うさぎさんより右下のロップちゃんの方が目立っているのです。胸のところに強い光が当たっていますからね。

そこで、立ち耳ちゃんに鮮やかな青い布を被せてメリハリをつけてみました。次の画像です。

ここで額縁と仮合わせ。思惑通り主役の立ち耳ちゃんが目立ってきました。もともと三角形の構図なので、自然と真ん中に視線が誘導されます。(後でもう一工夫しました)

布にハイライトを入れていきます。ちょっとうるさいかも。

布や翼を描き進めていきます。うさぎさん達に瞳のハイライトを入れてみました。完成が近づいてきましたね。

背景の描き込み

背景の雲を描きます。ベージュ系の優しい色合いで、光に包まれた空を演出。

大天使の頭上から差し込む光を描きます。神々しくなってきました👼

当初は背景を簡略化するつもりでしたが少し物足りなくなったので、自然の風景を描くことにしました。まずは遠景の山々を。

左サイドを平滑に塗ります。これは何でしょう?

遠景の湖です。緑豊かな平原にしました。右手奥には白い家々を転々と。

イメージしたのはピーターラビットの舞台でもある、英国湖水地方の風景です。

もう一度仮合わせ。うん!OK!

手前のタイルの質感を描いていきます。タイルの境目としてハの字の直線を描きました。

二つの線を結んで真ん中の光のところで交わるようにして視線を誘導するテクニックです。

仕上げ~完成

背景の微調整。白い翼は、羽の一枚一枚を描くよりも光に包まれてぼんやりしている方が今描きたいイメージに近いです。

ロップちゃんが童顔すぎる印象だったのを修正しました。具体的には目の位置を少し上に持ち上げてます。

あと右奥の集落の近くにもう一つの湖を描きました。人は水辺に住み着くんですよね。

この後全体の微調整。うさエルの周りにうっすらと丸く光の環を描きました。最後におひげとサインを入れて、完成です!

大天使うさエルの降臨でございます。

うさぎさんのアクリル画

額縁と合わせるとこんな感じ。本格オーダーでは額縁も自由にお選びいただけます。

作品の発送日は東京では豪雨で、防水に念を入れて無事を祈りつつ発送しました。無事届いたと喜びの言葉を頂戴し、今回のお仕事もほっと胸をなでおろすことができました。

以上、最新作のメイキングでした。

今作は3号サイズでしたが、構図によってはスリーショットが可能かもしれません。まずはご相談ください。額縁についても、ぴったりのものをご提案いたします。絵画のオーダーの体験が最高のものになるように、お客様に寄り添って精一杯頑張ります!

オーダーのご相談は本サイトのお問い合わせフォームや、各種SNSのダイレクトメッセージでも受け付けております。お気軽にお声がけください。楽しみにお待ちしております!

それでは皆様、また次の記事でお会いしましょう。最後までありがとうございました。

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