こんばんは!ティムです🙋♂️。久しぶりに長毛種のうさちゃんを描きました。
アンゴラみたいな長い毛のうさちゃんを描きたかったんです。白うさで、飾り毛があって…。
長毛種のうさちゃん、飼っている方が少ないのですがフォロワーさんの中から探しました!とっても素敵な子がいたのでモデルをお願いすることに❗
元写真と構図を決めて、描き始めたのがこちらです。
垂れ耳わんちゃんに見えますね🐶
頬から後頭部を包むように長く生えた毛を、いったん一つのブロックとしてとらえて描きます。
もう少し進めたのがこちらです。
白うさを描くときはいつも背景を始めるのが早いです😃
いくら毛が白いと言っても、黒い部分は結構黒いので思い切って濃く描きます!
デッサンとしては、下あごの影が頭全体の立体感をつかむためのわずかな手がかりでした。ここをキーに顔を描き起こすようにしました。
目、鼻、下あごにかけての短毛部分を入念に描き込みます。この部分は形をしっかり描きます。
頬、額、目より後ろにかけてはフサフサなので対比をはっきりしようかな、って考えてました。
ここまで描いたら、いよいよ長毛部分に取り掛かります!
白抜きしたところが白過ぎになり、線描きしたところが黒くなり過ぎました。やっぱり一度はここを通るんですね…。
いつもよりも、3H、5Hの鉛筆を多用しました。筆圧を限界まで下げても思い通りに薄く描けないときは鉛筆の硬度を替えます。軟らかい鉛筆を使い無理して弱い筆圧で描いてると、たまに濃いのが出るんですよ。それで画面が汚れる😥
いっちばん明るいところは7Hで描いてます。硬い鉛筆で描くとそのままでは硬い線になるので、重ね描きとか練りゴムの白抜きを繰り返して質感を変えるんです。
終盤の描き込みに入りました。額の飾り毛が入りました💡。
鉛筆のストロークを大きく動かして毛並みの方向に沿って描きました。毛のウエーブも意識して。
後頭部の毛が逆光でシルエットっぽくなってるのが気高いほど美しいのでその感じを出そうと頑張りました💦
ところで今回は、背景の描き方を少し変えました✍
なるべくぼかさないようにしたんです。
こうすると鉛筆の線が残り、より「絵」っぽくなります。今回はそんな仕上がりにしようと思いました。
この後、胸や脚を描いたり、瞳のキャッチライトを入れたり、全体の明度調整をやったり。
そしてついに、かんせーーーい!🎉✨
ずっとずっと追及していた耳の中の透明感。今回一歩近づけたように思えました🏳
優しいお顔になりましたね。飼い主様にも大変喜んでいただいて、嬉しい一枚になりました。
今日はここまでです。梅雨明けから猛暑になる地方が多そうですね。体に気を付けてお過ごしください。それでは次回記事で。ばいばーい👋
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